kindle 2台(代)目

これまで使っていたKindleFireHD(2012か2013製)を手放して数ヶ月、
やっと満足行く読書環境を取り戻すことができました。
取り戻すなんて書くとだいぶ大げさだけれど、
Amazonに本棚を握られてる身としては他社は利用し辛い。
そしてこれは端末を売るための策略かしらと思うくらいに
スマホやPC等のKindleアプリが酷すぎるおまけつき。
紙の本を増やすのも嫌、図書館利用するにも時間的都合がある、
結局端末自体を買うまで自らに読書制限をかけていた状況だったのでした。
今回購入したのはエントリーモデルのkindle(7980円)です。

Kindleエントリーモデル 大雑把な感想

  • 値段なりの作り
  • ページめくりでたまに数ページ分送られる不具合あり(何回かタップすればいいので自分は気にしてない)
  • 日本語でなくドイツ語設定で届いた
    YES、NO、言語、設定の単語を調べて自力で日本語に。
  • ついでにアカウントと紐付けされないで届いた。
  • 文字サイズ設定が時々リセットされる
  • 漫画非対応インク。
  • とても軽くて携帯性抜群。お手軽!
  • バックライトは普段明るい所で読むなら不要。問題なし。

広告つきの感想

Amazon Kindle Wi-Fi 4GB ブラック・広告つき
自分が選んだのは広告付き。広告無しの画面を知りませんが、
読書中に表示される訳ではないので特に不都合は感じません。
むしろ、エントリーモデルの作りを考えると広告有りで適正価格。
壊れたら修理でなく買い替え前提の機種に思います。

流石にもう1歩不具合を調整してくれたらと思うので
手放しで「これがいい」とは言い難いしお勧めもし辛いけれど
自分には「こういうの”で”良いんだよ」というしっくり感はあります。

Fireは重かった&エントリーモデル感想

Fireを手放し、グレードダウンした理由は手軽さと携帯性。
最初に性能を欲張ってFireを選んだ後悔が影響しています。
Fireは多機能な分、素の状態でも携帯や片手持ちに向かない重さ。
そして所持モデルは手持ちし辛いがゆえに自分にはケースが必須でした。
すると、ケース込みでその重量は500g超、
パっと手に持って、パっと手放してバッグに放り込んで、
などという最初に期待した使い方はできません。ずっしり大失敗。

最終的には家用として十分便利に使えましたが、
昨年ふと、もう使いやすい最新機種が出てるんだから
買い換えたらいいんじゃないか?と閃き、勢いのまま後先考えずに処分。
しかしそれがまた失敗で、最新機種はFire含めてどれも帯に短し襷に長し、
順当に改良された訳でもなかった現実に新kindleを決められず数ヶ月、
読みたい本を読みたい時に気軽に買えない不便さにうんざりして
消去法でエントリーモデルを購入したのです。

そんなエントリーモデル、
正直、Paperwhite以上が「商品」なんだなと思わされました。
大雑把な感想にまとめてあるとおり、雑!です。
あと漫画対応となっていないので、やっぱり活字向けですね。
試しに漫画を読んでみたら、マッチョグルメ集英社試し読み)は
字も絵も粗く、毎ページリフレッシュしても残像が残りがち。
漫画を読むなら液晶か、Paperwhite等の最新機種が無難そう。

価格なりの不満や不具合はあるけれど、
Fireを使っていた身としては片手で難なく持てる軽さは最初に求めていたパっと扱える携帯性そのもの。
多少の不具合はあっても現時点では許容範囲、
Eインク端末の活字の読みやすさも期待以上で満足してます。
またこれは機種問わず電子書籍自体の利点としてですが、
紙から電子書籍に戻って来て、文字サイズ調整がつくづく便利に感じます。
正直、電子書籍に触れる前、
文字サイズ調整機能は視力に難がある人向けに思っていたのです。
でも実際文字サイズを大きくしてみると文字を追うのが楽。
脳と目を極力疲弊させずに本を読める贅沢。


それにしても普段何となくしていた読書が途切れると
本来全く(本当に全く!)読書家でない自分ですら
こうもストレスを感じるのかと面白い体験が出来ました。