- 最終更新:2023.04/25
- これは何?
- ブログ頻出だったりそうでもなかったりする美容成分のメモや説明。
- 必ず元情報をご覧下さい。
ビタミンC(VC) APPSやVCIPなど
- 効果
- シミ・シワ・年齢肌 他オールラウンダー
- VCの種類によっては皮脂分泌抑制効果なども。
レチノール(ビタミンA)
- 効果
- 年齢肌・シワ・たるみ
レチノールの種類
- 医薬品
- トレチノイン(ビタミンA誘導体)
- 化粧品に配合できるもの(効果および刺激が強い順)
- レチノール(ビタミンA・有効成分として認められている)
- 酢酸レチノール(ビタミンA誘導体)
- プロピオンレチノール(ビタミンA誘導体)
- パルミチン酸レチノール(ビタミンA誘導体・プチプラコスメに良く配合されている)
個人的な考え
- 大容量コスメ・高濃度製品は避けています
- "レチノール"は劣化しやすいデリケートな成分
- 0.02%などの低濃度からも効果あり
- 刺激を避けるなら低濃度の物や低刺激処方で作られているもの、または"レチノール"より効果が穏やかでも安定性が高くて刺激が低い成分(酢酸レチ、プロピオンレチ)を使う方が良いのではと考えています。
- 推しレチノール製品
自分自身は大学時代(現在ミドサー)からしばらくはRoCのセラムやクリームをファーストエイジングケアとして使っていました。RoC日本撤退後はたまーに資生堂。ここ何年かはRoC(iherb)とトゥヴェールで定期的なレチノールケア復活。
セラミド・疑似セラミド
ヒト型セラミド1,2,3混合物を配合した、化粧水、クリームの4週間連用試験で、角層水分量の増加、キメの改善、肌のたるみの改善を確認。小林製薬株式会社 より引用
40代~50代の女性13名で、ヒト型セラミド1,2,3混合物を配合した化粧水及びクリームの、4週間連用試験を実施しました。その結果、連用前に比べ、連用後では、角層水分量の増加、水分蒸散量の抑制傾向、キメの粗さの改善、肌のたるみの改善が確認されました。
- 何に有効?
- 保湿力・バリア機能UP
- 化粧品に配合されやすいのは旧名1・2・3・6II・9と擬似セラミド。
- セラミド1(セラミドEOP) バリア機能
- セラミド2(セラミドNS または セラミドNG) 保湿サポート
- セラミド3(セラミドNP) 水分・保湿サポート・シワ抑制
- セラミド5(セラミドAS) 角質保護。バリア機能。
- セラミド6II(セラミドAP) 水分・保湿サポート・シワ抑制・ターンオーバー
- セラミド9(セラミドEOS)
- ヘキサデシロキシPGヒドロキシエチルヘキサデカナミド
- ラウロイルグルタミン酸ジ(フィトステリル/オクチルドデシル)
など。
- グルコシルセラミド(糖セラミド)
- コメヌカスフィンゴ糖脂質
- フィトステリルグルコシド/グルコシルセラミド(複合体。桃由来セラミド)
- ユズセラミド
- モモセラミド
- 植物性セラミド
- セレブロシドやウマスフィンゴ脂質(馬由来)
- ビオセラミド
- スフィンゴミエリン(牛乳由来)
など。
グリシルグリシン
- 開発・研究:資生堂
- 毛穴の目立ちに繋がる不飽和脂肪酸の働き(毛穴が目立つ人は皮脂に含まれる比率が高い)を抑制する成分。
- キメの悪化等は不飽和脂肪酸=オレイン酸、リノレン酸、リノール酸、パルミトレイン酸、ペトロセリン酸などが影響する様です(現在非公開pdf:資生堂-2004年No1 ヒト頬部毛穴の目立ちと肌状態)
- 出展・参考・引用
さて、グリシルグリシンですが、過去に検討したことがあります。あくまで一参考として。現在は状況が変わっている可能性があります。参考:2013年トゥヴェール公式ブログ
スタッフで一度試したことがあるのですが、そのときは特に毛穴に効果を感じず採用を見送った経緯があります。
投稿: トゥヴェール商品開発係 平野 | 2013年8月29日 (木) 12:17
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