グリセリンフリー最中の乾燥に続く悩み、それは諸々の美容ケアに無対策になる事。
使いたいあれもこれもグリセリン入りで選べない、使えない。
探す手間より作るが早い!これはもう自作しかない!
という事で無い物は作りましょう自作のすすめ。
当記事はオイルまたは化粧水に成分を混ぜるブレンド系手作り経験に基くもので、クリーム・乳液系の制作や自然素材から成分を抽出する手作り系の記事ではありません。
- 最終更新:2023-05-12
自作基礎の長所と短所
長所
- 使いたい成分を心おきなく好きなだけ使える
- 使いたくない成分を徹底的に避けられる
- 成分によっては高級コスメスペック品が数百円~数千円で作れる
- ある程度好みの質感に出来る。とろみをつけるくらいは簡単
短所
- 市販の化粧品の様な安全性や洗練された使い心地は得られない
- 使いたい成分の「効果が発揮される条件」を満たす物が作れるとは限らない
- 大手製品の様な何十種類もの美容成分を配合しようとすると高上がり
意外と簡単お手軽 手作りコスメ
- 原液系コスメをいつものスキンケアに足してみる
- 市販の化粧水をベースに(シンプル処方のもの推奨)すると楽ちん簡単
- 面倒な防腐剤や精製水の計量いらずでお手軽です。顔も体もたっぷり使うならば精製水に防腐剤が経済的。ドラストで買える化粧水ではシンプル処方の物。失敗しにくいのはトゥヴェールの化粧水作成キットやマンデイムーン等で売られているベースウォーターといった、水と防腐剤だけのもの。
- 小さじ幾つが何g? 計量スプーン基準ではかりいらず
- ちょっと大雑把だけれど、計量スプーンで何が何gになるかさえ分かっていれば毎回はかりで計らずともササっと素早く作れます。販売店さんに小さじ幾つで何gと書いてある時も。
実際にしていたこと
作る時
- 使う道具に消毒用アルコールを吹き付けて乾燥させる。小さいパーツは消毒用アルコールをしみ込ませたコットンで拭く
- 口が広めのボトルに化粧水や原末などを直接入れながら計量して混ぜて完了。
流れとしてはキッチンスケールに口が大きいボトルを乗せ「えーとこれは小さじ4杯でだいたい何gで……」と言う感じでとりあえず大匙1山盛り入れ、思ったよりも量が多かったら化粧水を少し多めに足し、蓋をしたら揺らし混ぜて終了。
使用した道具
化粧水を入れて保管するボトルとスプレーヘッド類は耐性菌対策に何回か使ったら新しいものに買い替えています。
- 化粧水スプレー用
- 無印スプレーヘッド&100ml小分けボトル
- 手作り化粧水を始めてしばらく使っていたのは無印のスプレーヘッドと100ml小分けボトル。スプレーヘッドを小分けボトルのヘッドにつけかえて(2019時点では口径が共通で付け替えられました。2023時点では不明)使っていました。理由は100mlサイズが持ちやすいから。
- 100均のポンプやスプレーボトル (100ml~200ml)
- 無印をリピートしているうちに、スプレーヘッドの品質のバラつき(同じ化粧水を入れているのに、ミストが細かかったり粗かったり、トリガーが固かったりした事がある)が気になって、途中から100均に切り替えました。
- 無印スプレーヘッド&100ml小分けボトル
- 100均ねじキャップ式ドレッシングボトル(口が大きくて洗いやすい)
- ブレンド用。またはスプレーやポンプにしないで使う化粧水の保管。
- 制作道具類
- 計量カップ
- 計量スプーン
- 最小単位0.1gキッチンスケール(タニタ:Amazon)
- ミクロスパーテル(0.1gからの物を扱う時のみ)
- 消毒用アルコール
- 塩素系漂白剤(ボトル等の洗浄)
買ったはよいものの、使わなくなった物
- ガラス棒
- 攪拌用&液体原料足す用にガラス棒持っておこうと調達。しかし色々試すのが面倒になったり、計量後の攪拌もボトル振るのが常になるなどして今はドリンク用マドラーになっています。
- SW 18-8 極厚 計量スプーン 4本組
- 4本中1本「1 SPOON=1ml」は1.25mlで不正確。残り3本は正確。使ったのはハトムギエキスを買った時のみでした。
材料屋さん&手作り化粧品や成分解説参考元
材料・原液コスメ販売店
お勧め解説
www.orange-flower.jp
オレンジフラワーさんのレシピブック。他の化粧品材料店だと「こうしてください」で終わる説明も何故そうするのか、どう保存するのが成分を活かせるかなどが解説されています
koenji.clinic
肌のクリニックさんのブログ。VC誘導体と一口に言っても何がいいの?自分の肌悩みには何が合っているの?に。
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