揚げ鳥コーヒー

コスメの話。グリセリンフリー&フリー気味スキンケア実践中。

ローズマリー軟膏の作り方

エイジングケアに効果が高いといわれるローズマリーエキスを使った手作り軟膏レシピ。

※色んな方が挑戦して記事にされています。画像つきで分かりやすい解説は是非検索してみてください。

最初にお読み下さい

天然の素材を用いるハンドメイドコスメは刺激物質等がそのまま残留します。
それらによって肌荒れやアレルギー、光過敏症などの不測のトラブルを引き起こす恐れがあります。
少しでも使用に不安があったり、異変が生じたら作成・使用を中止する事をお勧めします。
また、当ブログをご利用になった事でいかなる問題が生じても
当ブログは一切の責任を負いません。予めご了承下さい。

材料

ホールタイプでOK。パウダーは後処理が大変とのこと。
スパイス専門店・売り場、手作り化粧品店で購入出来ます。

大量に購入する場合はスパイス専門店が経済的です。
東京の場合はアメ横の大津屋さん、イスラム横丁のハラルショップなど。

www.ohtsuya.com


ドラストで500mlが1,200円くらい。エキス抽出に使います。

無水エタノールP 500ml(掃除)

無水エタノールP 500ml(掃除)

ワセリン……サンホワイトP-1推奨
www.sunwhite.net
50gチューブタイプはハンズ、ロフト等でも売っています。
加熱するため、熱に強くて劣化し難いサンホワイトP-1推奨。
ワセリンの50gはなかなか減らない量なので初回はチューブで十分だと思います。

サンホワイトP?1[化粧油] 50g 2本パック

サンホワイトP?1[化粧油] 50g 2本パック

道具&自分が使った物

  • 消毒用アルコール
  • 計量カップ
  • ガラス瓶(エキス抽出用とエキス保存用)
  • 湯煎用の耐熱容器
  • 攪拌用のツール(ステンレスのスプーンなどでも)
  • 軟膏保存容器
  • コーヒーフィルター(非推奨)や茶こし

エキスの保存容器類は樹脂製だと溶解する可能性があるのでガラス等がベター。

消毒用アルコール
煮沸消毒できない物の消毒に。
無水エタノール(分量外)を希釈して使うのでも可。

自分は面倒だったので消毒用アルコールを購入。
表面積が小さい物はコットンに含ませて拭きました。

ガラス瓶
エキス抽出用は口の広いもの。エキス保存用は用途に応じて。
遮光化は保存自体が冷蔵庫(冷暗所)なのでお好みで。
(遮光瓶が欲しくなったらアルミ箔で包めば即席で出来ますしね)
エキスを化粧水やボディクリーム等に混ぜて全身使いする場合は
スポイト付きの瓶があると便利かと思います。

湯煎用の耐熱容器
湯煎の水が入り込まない高さのもの。
湯豆腐用中子(湯豆腐鍋の中でタレを暖める器)等が便利だそうです。

自分はステンレスの計量カップ(ミニお鍋みたいな形の)を使用。

軟膏保存容器
トラベルツール系の小分けクリーム容器を使う人も多いようです。
繰り返し使用前提での頑丈さと安全性なら
メンタム缶(タムタム缶)やガラス瓶なども選択肢に。

100均で逆台形の小さなガラス瓶を買いました。
メンタム缶も小さいものは100均で見かけます。

コーヒーフィルター紙(非推奨)や茶こし
完成したエキスからハーブを取り除くために。
コーヒーフィルターは雑菌混入の面から推奨されていないようです。

自分は初回作成に使う分(10ml)のみ化粧品用シリンジ(100均)で吸い上げて使用。
残りのエキスにはコーヒーフィルター紙とステンレス茶こしを試しました。
コーヒーフィルターは透過速度が遅くて時間がかかったので、茶こしの方が楽でした。
(ハーブ全部をフィルターに入れるのでなく、
瓶を傾けた時にエキスと一緒に混入する少量のハーブを取り除くためのザル・フィルターです)

作り方

  • 使う道具は予め消毒(煮沸or消毒用エタノールをかけて乾かす)しておく。
  • 作成中に水気が混入しないようにする。
  1. ローズマリーエキスを仕込む→2週間~1ヶ月待つ。
  2. エキスとハーブをこしてエキスだけ取り出す。
  3. ローズマリーエキスをワセリンと一緒に湯煎してエタノールを飛ばす。

1.ローズマリーエキスを作る

以上を瓶に入れて冷蔵庫へ。1日に1~2回揺すって2週間~1ヶ月で出来上がり。
エキスだけ取り出して使います。

20gに対して100mlとなっていますが、ローズマリーがひたひたになるくらいなら良い様です。
また、エキスの緑色は有効成分の色ではありません。
エキスの色が緑でないから有効成分が抽出されていない、という事はありません。

2.軟膏にする

  • ワセリン(サンホワイトP-1)20g
  • ローズマリーエキス(ハーブをこしてエキスだけにした物)10ml

分量はエキス1に対してワセリン2が基本のようです。

  1. ワセリンとエキスを耐熱容器に入れて湯銭にかける。
  2. 78度(エタノールの沸点)あたりで気泡が出て液体内部からもエタノールが揮発し始めるので、根気よく混ぜる。
  3. エキスがなくなり、荒熱が取れたら容器に入れて完成。

この時、揮発したアルコールに引火させない様に注意する。
IHクッキングヒーターがなければ火を止めてお湯を変えながら湯煎した方が安全。

自分はエキス10mlの少量作成だったので普通に湯煎。
少量のためエタノールの揮発も早く、あっという間に完成。

補足と注意点

なぜワセリンと無水エタノールなのか

有効成分のウルソール酸の特徴によるものだそうです。

  • 有効成分のウルソール酸の融点が280度以上
  • アルコール(ある程度の度数が必要)とワセリン*1にのみ溶ける。
  • ワセリンにのみ分散*2する。
  • ワセリンと度数の高いアルコール以外で保存すると析出(結晶化)する。

以上の事から作成にも保存にもワセリンか度数の高いアルコールが必須。
そして、軟膏化する場合は有効成分をワセリンに溶け込ませる湯煎作業があるため、
揮発の早い無水エタノールをエキス抽出に使うのがベスト。

化粧水として使いたい場合

予め化粧水に混ぜてしまうと保存中に結晶化してしまうので、
エキス(無水エタノール)を使う度に化粧水と混ぜて使う。
化粧水を浸したコットンに1滴足すなど。

もっとなめらかな使用感にしたいorワセリン以外で使いたい場合

  • 軟膏を作る時にワセリンに他のオイルなどを混ぜて作る。
  • エキスを都度手持ちのオイルや乳液等に混ぜて使う。

www.bettaguard.com

ワセリンの大量使用注意

道具に付着したワセリンは紙で拭いて燃えるゴミへ。
全身ケアする場合は上で触れた「化粧水で使う場合」と同じく、
都度無水アルコールのエキスをオイルや化粧水、
ジェル等と混ぜて使う方が無難に思われます。

作り方参考元

作り方(Q&AのQ18にあります)
www.vc-lab.com

*1:ミネラルオイルもスクワランもダメ。当然他のオイルもダメ

*2:固体と液体が均一に混ざり合うこと