ゲラン オンブル ジェ 011インペリアルムーン ファーストインプレッション

数年ぶりにゲランからアイシャドウが発売に。05/18伊勢丹先行販売、07/15全国販売の定番色です。


画像左下のパレットがインペリアルムーン。
趣味一辺倒なら中央上のミスティックピーコック。
趣味+使い勝手+出番を考えてインペリアルムーンに決定。



  • 下地なしだと発色が淡い。下地あり(レブロンの下地使用)で柔らか発色~普通くらい。
  • 左上:ブラック。伸びはさほど良くはない。人工毛ブラシでスっと少し取った程度ならそこまで強く出ない。更に薄めに塗れば影が長時間透明感を保ったまま、まぶたに残る感じになる。
  • 右上:シルバー・ホワイト系。透明感を与える仕上がり。微細な多色ラメ(イエロー・グリーン・ピンクなど)入り。ラメの定着が良い等は特に感じない。
  • 左下:塗るとペールオレンジ+ピンク感。まぶたを整える様な色付き。
  • 右下:光が当たると薄いピンクブロンズ系に見える。発色は強くなく、自分の肌では馴染みが良いツヤカラーくらいの仕上がり。
  • 粉質はプレスが硬くてサラっと乗るタイプ。
  • ケースはマグネットタイプでなくなってかなり軽くなったが、開けにくい。ケースの作り・クオリティは5千円台のアイシャドウと一緒。従来製品の重厚感はありません。
  • 使用期限6M



  • ツヤ+締め色黒のヌードカラー系パレット。TFソレイユエリュンヌの親戚みたいな仕上がり。色構成と発色の淡さのお陰で苦手な黒色も無理なく馴染ませられる。
  • ツヤが綺麗。使いやすい黒色と固めの粉質が嬉しい。
  • もちは3回使用時点では十分良い方に思う。

黒は人工毛ブラシ・下地なし・スっと取った程度だと一般的な黒シャドウの1/3発色くらいに感じる。
下地あり同条件だと1/2発色くらい。
少し薄めで調整しやすいですねという感じでしょうか。

無彩色が苦手なのに使いたい人間としてはこういう色づきは大歓迎。
濃い黒を薄めるよりも狙った濃さになるよう重ねて行く方が自分は失敗しにくいです。

蓋が開けにくい

見た目的に横や前、どこかを押したらパカンと開くタイプかと思いきや、そうではなかった……。
自分的には蓋はメモ帳をめくる様な力のかけ方や、
親指以外で蓋をしっかり押さえて、親指で蓋を下から持ち上げると開けやすいですね。
力のかけ方的にケースの耐久性が心配になりますが、
これ以外では蓋と本体の間にツメを差し込んで開けるくらいしか手っ取り早い方法が思いつきません。

それにしてもオンブルジェ、過去のシャドウよりもかなり開けにくい。
エクランキャトルクルールは浅くてもひっかかりになる様な小さなヘコみと
力をかけた時にある程度安定する重量感、マグネット仕様のお陰でまだ開けやすかったし、
ラディアントシャドウ型は突起の押し込みと蓋の連動がいまいちとはいえ、
ここまでユーザビリティに配慮しない製品ではなかった。

待ちに待った新作でした

アイシャドウが出る予定ですと教えて頂いてから、
いつ限定品を出されても良い様に地味ーに地味ーに化粧品を買い控える事数か月、
念願のゲランシャドウ、やっと出ました。
限定じゃない!新作だ嬉しい!と即買いましたもちろん。

ただ、懐古が過ぎる自分が期待していたのは
過去作のローズバルバルみたいな紫、
くすみ系でトーンもツヤも落ち着いたパレットや、
ペルルデメール(ヌーディーベージュにターコイズ)、
ブロンズドレ(カーキ、白味グリーン、ピーチベージュ系が入ったパレットだったと思う)みたいな物だったので、
今回のラインナップはゲラン久々の新作という条件付きでなければ即買いはなかった。でも買ったら買ったで011お気に入りです。
やっぱり黒・無彩色はデパコスが良い。